主なものは以下です。
・精力・性欲の減退、ED
・肝臓へのダメージ
・うつなどの精神疾患
・胎児への悪影響
他にもプロペシアをはじめとした多くのフィナステリド含有製品でも報告されている副作用が起こりうることが考えられますし、海外では実際に症例もあるようです。
副作用については、同成分であれば同じように発症する可能性があるのは当然の理であるので、フィナステリド含有製品と同じ程度の副作用リスクがあると考えれば、フィンペシアの副作用リスクはプロペシア等と同等、すなわち安全性も同等とみなすのが自然です。
しかしながら、私たちは巷にあふれる副作用情報の罠と闇の部分をしっかりと考察しておかなければなりません。
フィンペシアの副作用の罠と闇
フィンペシアはCipla社(本社インド)によって製造されています。
Cipla社は、1935年設立のインドに本拠地をおく製薬会社で、これまで抗がん剤や抗生剤、HIV治療薬などを中心に、医薬品を開発し製造をおこなってきました。売上高1700億円、2014年時点での時価総額は7.7億ドル(日本円で8,000億円程度)、20,000人以上もの従業員を雇用する大企業であり、インドだけでなくアメリカFDA、WHO(世界保健機関)、日本のPMDA(医薬品医療機器総合機構)などからの承認も受けている信頼と実績のある製薬会社です。
Cipla社が国際的にも信頼と実績のある製薬会社であるならば、フィンペシアも信頼できるAGA治療薬と言えることになりそうですが...
フィンペシアを取り巻く状況
プロペシアの特許は、平成26年10月11日からさらに5年間の特許期間延長が認められ、事実上平成31年10月11日が特許最終日だと言われています。しかし国際特許条約に未加盟であるインドでは、その特許料を払わずともコピー品を製造することができます。本来、Cipla社は特許侵害になるところですが、国際特許条約に未加盟であることや、国境なき医師団への安価な薬剤提供による慈善的活動、そしてインドがいまだ発展途上国という経済背景もあり、先発メーカーは人道的な意味でもコピー品を黙認せざるを得ないのが現状です。よくも悪くもCipla社のおかげでエイズ治療薬などを発展途上国に安価で広めることができたようです。フィンペシアは「プロペシアのジェネリック」とうたわれることもありますが、正確には「プロペシアのコピー品」です。
莫大な費用をかけた先発メーカーや特許料をきちんと払って製造しているジェネリック商品メーカー、それらの販売者からすれば、コピー品で安いフィンペシアの流通は好ましくはないでしょう。
フィンペシアについての要点のまとめ
・製造元のCipla社は信頼と実績はある
・プロペシアのコピー品である
合理的な判断として、プロペシアと同等の効果と安全性を持ち、さらに安価であるならばフィンペシアをAGA治療薬の筆頭候補にすることに異論はありません。
もし、臨床データなどの明確な根拠もなく、不当にフィンペシアの副作用がことさら危険であるかのように喧伝するものがあれば、それは「副作用の罠」です。ライバルを蹴り落とさんとする「業界の闇」に飲みこまれないように注意してください。コピーだからと言って薬の効果と安全性が劣ることの根拠にはなりません。私たちは冷静で客観的にフィンペシアの評価をするべきです。
考えるべきは3つ。
・フィンペシアは日本国内未承認
・フィンペシアのニセモノの存在
・コピー品を許容するか否か
いくら安価であるとはいっても、国内未承認薬は個人輸入代行によってしか手に入りません。フィンペシアに限らず、国内未承認薬の商取引は違法となります。また、フィンペシアのニセモノについてですが、これはプロペシアも同様に注意しなければなりません。よっぽど粗悪なものでもない限りパッケージや錠剤も精巧なつくりで本物に似せられていることが多く、専門家でなければニセモノと見破るのは困難でしょう。よって信頼の置ける輸入代行業者から個人輸入をすることが肝要となります。オオサカ堂とその姉妹サイトか、日本法人のアイドラッグストアーが実績や信頼性、価格の点で安心できると思います。
「参考サイト」アイドラッグストアー
最後は、「コピー品を許容するか否か」です。正規品か、正規ジェネリックか、正規と同等の効果を持つと考えられる安価なコピー品か。その判断は個人の裁量と言うほかはありません。
「安くて効果が見込めるならコピーでもOK」
「特許侵害のコピーは倫理的に許せないからフィンペシアは買わない」
私にはどちらの考えも理解できますし、どちらかの立場に立つことはしたくありません。薄毛治療は長期的でお金がかかることなので、経済的な面を重視したい方もいらっしゃれば、健全な産業を保護する観点から特許侵害を許してはいけないというお考えの方もいらっしゃることでしょう。一概にこれが正解と言えませんし、どの考えであっても尊重されるべきものだと思います。
もし、あなたがAGA治療薬としてフィナステリド含有製品を選択するとしたとき、以下の中からどれを選びますか。(価格はオオサカ堂参考(2018/5/5))
フィンペシア(キノリンイエローフリー新タイプ)1mg
1箱100錠 2,942円 1錠あたり29.42円
プロペシア(オーストラリア版)1mg
1箱28錠 4,364円 1錠あたり155.86円
[プロペシアジェネリック]フィナロイド(FinaLloyd)1mg
1箱100錠 2,797円 1錠あたり27.97円
※リンク先の購入者レビューも参考になるかもしれません。
当サイトの願いは、「過剰な副作用情報(副作用の罠と業界の闇)に惑わされず、あなたに合った最高のAGA治療薬が見つかること」です。ぜひ、よいものに巡り合ってください。